
【予告】「日本酒特区」は実現するか - 厳しい参入規制はどこから来て、どこへ向かうのか
- 二戸 浩平
- SAKE業界の新潮流
- 2025/03/21
日本酒造りの免許の発行は、戦前から受け継がれてきた制度によって半世紀以上のあいだ規制されています。手続きさえすれば自分の醸造所を持つことができるワインやビールと異なり、日本酒の「参入の壁」を突破するハードルは高くあり続けています。
そうした現状に対し、近年新しい動きが起きています。複数の地域で、「日本酒特区(※)」の申請が出されているのです。この連載「『日本酒特区』は実現するか」では、こうした動きで目指されていることや、既存の事業者の反応、そして今後の展望を解説します。
今回の記事では予告編として、そもそもいったいなぜ規制があるのか、政府はどのような方針を出してきたのか、いま起きている動きの背景を解説します。
※特区:地域や分野を限定して特定の規制を緩和するといった特例措置を設けること。