
味が変化しづらいお酒とは?品質を守るための日本酒輸出ガイド:製造編
- 木村 咲貴
- SAKE業界の新潮流
- 2025/01/28
日本酒は、時間の変化に加え、輸送や保管の環境によって味わいが大きく変化することがあります。特に、華やかな香りが特徴的な純米大吟醸などのお酒や、加熱殺菌をしていない生酒など、冷蔵保存を必要とするデリケートなお酒には厳密な温度管理が求められます。
冷蔵流通の利便性が高まり、専門性の高い酒販店や飲食店が増えるにしたがって、日本国内で極端に劣化した日本酒に遭遇する機会は減ってきています。しかし、コールドチェーンが日本ほど整っておらず、まだまだ日本酒に対する知識が浸透していない海外諸国では、流通の過程での品質管理が徹底されず、味わいが大きく変化してしまうことは少なくありません。
年々、拡大していく日本酒の海外市場。特集「品質を守るための日本酒輸出ガイド」前編では、コールドチェーンの観点から、輸出先の国・地域を知る重要性や、輸入業者などのパートナーを選ぶ時の心構えなどについて解説しました。
後編では視点を変え、常温での流通に耐えられるお酒について、酒造りの観点から工夫できることを考えていきます。
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