日本酒の古酒とは?

古酒(こしゅ)とは、日本酒を長期間熟成させたものです。通常の日本酒とは全く異なる、独特の味わいや香りを楽しむことができます。

今回は古酒の特徴や古酒と相性の良い料理などをご紹介いたします。

古酒とは?

古酒とは、日本酒を長期間熟成させたお酒です。

何年熟成させれば古酒になるという明確な決まりは特にありません。参考までに、酒蔵などから構成される長期熟成酒研究会では、満3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒を熟成古酒としています。

古酒は、褐色がかった外観をしており、コーヒーやスパイス風味の豊潤な香りがするという特徴があります。味わいは、とろりとした甘みのキャラメルのような味ともいわれますし、ほどよい酸味と苦味を持っています。

日本酒を熟成させていくと、ソトロンと呼ばれる成分が増えていくのですが、このソトロンがその特徴を作る主な原因です。

古酒の作り方

長期間、日本酒を適切に熟成保存することで、家庭でも古酒を作ることができます。日本酒を紫外線に当てず、長期的に冷蔵保存すればOKです。

【参考】
日本酒の適切な保存方法とは?
日本酒の賞味期限はどのくらい?

長期熟成すると、味わいや香りがオリジナルのものと全く異なったものになりますので、色々な銘柄で試してみると面白いと思います。また、家庭で簡単に熟成が楽しめるよう「自家熟適正酒」という蔵元が独自に開発しているお酒もあるので、参考にしてみてください。

古酒と相性の良い料理

豊潤な味わいを持つ古酒と相性の良い料理は多々あります。

古酒自体が濃厚な味わいで香り高いお酒ですので、それに負けない熟成料理や濃い目に味付けされた料理、脂っこい肉料理などと相性が良いです。例えば、豚の角煮・うなぎの蒲焼・鴨のロースト・ミートソーススパゲッティ・ラムステーキ・ビーフシチュー・フォアグラのソテー・麻婆豆腐・北京ダックなどです。

逆に相性の悪い料理は、素材の味を生かすような料理です。古酒の濃厚な味わいと香りで素材の味わいを消してしまうためです。例えば、お刺身などのような生の魚介類との組み合わせは避けたほうがより美味しくいただけます。

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