
定番酒への愛を熱く語る - 「上撰 白鶴 生貯蔵酒」白鶴酒造(兵庫県)
- 酒スト編集部
- 定番酒への愛を熱く語る
- 2024/01/16
近年、期間限定商品が目まぐるしくリリースされ、日本酒ファンにとっては情報や流行を追うのも楽しみのひとつとなっています。一方で、その酒蔵が看板商品としている「定番酒」を飲む機会は少なくなりがちです。
定番酒とは、その酒蔵の思想を体現する看板商品であり、それゆえにロングセラーとして君臨しています。限定商品をコンプリートするのもいいけれど、毎日飲みたくなるような定番商品への愛も広めたい! そんな想いからスタートしたのが、こちらの「定番酒への愛を熱く語る」シリーズです。
1984年、搾りたての味わいを閉じ込めた一度火入れの日本酒として、全国にリリースされた白鶴酒造「上撰 白鶴 生貯蔵酒」。幾たびかのリニューアルを超えて、今もスーパーマーケットやコンビニエンスストアの冷蔵棚で見かける定番酒となっています。
この「上撰 白鶴 生貯蔵酒」を「生ちょ(なまちょ)」と呼んで愛するもとじいさんに、長年寄り添い続けるその魅力を語っていただきました。
四季の料理のそばに、いつも「生ちょ」

「生ちょ」こと「上撰 白鶴 生貯蔵酒」を飲み始めたのがいつだったかははっきり覚えていませんが、気づいたら居酒屋で飲むようになっていました。おそらく、成人になってすぐだとは思うのですが、そういった意味では、物心ついた時からそばにいる幼馴染みたいなものだと思います。
味よし、キレ良し、料理との相性よし。このお酒の魅力は、その懐の大きさと深さにつきます。
食事で四季を感じたいときは、特にその実力が発揮されます。冬にこたつで鍋もいいですし、春には山菜の天ぷら。夏の夕暮れ時に、冷やしキュウリやトマトでキュっとやってもいいし、秋はやっぱりジュゥっと焼けた秋刀魚と一緒に!
逆に、ほかのお酒を飲むのは、日本酒単体で四季を味わいたいときが多いです。春の新酒、夏酒、ひやおろしなど、お酒で四季を感じるのも楽しいですよね。